ブログに目を通していただきありがとうございます。
Slowの運営を担当しております、佐藤です。
2018年もあとわずか。
本当に早いですね!!
今回のブログテーマは「いい仕事」
いい仕事したいですよね(笑)

リラクゼーションサロンのセラピストだけでなく、
美容師も
ウェブデザイナーも
一級建築士も
良い仕事をするためにはクライアントの要望をいかにして汲み取れるか、がとても大切です。
どんなに一流のスキルやセンスがある建築士でも、和風の家を建てたい人に洋風の家を提供すれば当然要望は満たせません。
リラクゼーションサロンの場合、来店理由が人により様々です。
- 首が辛くて頭痛までしている人
- 腰や背中がガチガチで苦しい人
- 足の冷えやむくみがツライ人
- ストレスで頭の中が疲れている人
Slowの場合はご来店の際、まずはカウンセリングを行い、それによりケアの方法や時間配分などを決めます。
「そこは疲れてないんだよ」
という場所を一生懸命ほぐしたところで喜ぶ人はいません。
問題はここから。
例えば私、佐藤は
「足つぼ」は弱く
「首」は強め
「頭」はもっと強め
というのが好みなのです。
が、
例えば私がお客さんとして他所のサロン様で事細かく要望を言うか?
というと
“「めんどうなやつがきた」と思われたくないのでざっくりとしか言わない”
です。
セラピスト側も、最初の方に「強さ加減の確認」をしますが、しつこく何度も聞くと「うるさいな」と思われたくないので聞きません。
結果、非常に残念なことに
「あーそこはもっと強くして欲しいんだよな」
「そこはもっと弱く、、、」
というマッサージあるあるが発生します。

まさに画像のようになります。
これはセラピストが強さ確認をした場所と均一の強さ加減を全身の他の部位に適用することにより発生します。
この解決策は「部位ごとに力加減を確認する」ですが、うちはリラクゼーションサロン。
優雅なひと時と気持ち良さの融合を大切にし、唯一無二の体験提供を目指している以上、そんな野暮はできません。
そこで考えたのが、「最初と最後に詳しく力加減を確認する」
という、言葉にすると何の新鮮味のなく当たり前と思える行動の仕組み化です。

これからはSlowにご来店いただくと、このようなあやしいイラストが書かれた紙を持ってスタッフが近づいてきます(笑)。
その際
- どこが疲れているのか
- どこを重点的にやって欲しいのか
- 部位ごとの力加減お好み
などを是非お伝えください。
さらにトリートメントが終了後、
- 次回はここをもっと強く
- ここをもっと弱く
- この部位をもっと多めに
などのご要望もお聞かせ下さい。
その際セラピストが使用するカウンセリングシートはSlowのノウハウ10年分を詰めこんで考え出した特殊なシート。
セラピストがどのようにトリートメントを行えば良いのかが感覚的に掴めるようになっています。
トリートメント後に今回のトリートメントについて適正だったか確認し、セラピストの認識とのズレを修正。
その情報は電子化し、次回ご来店いただいた際には更に最適化されたトリートメントを行えるようになります。

スタッフの技術水準はもちろん重要な要素です。
私は長距離運転手でしたので、運転が非常に得意です。
しかし大切なのは、運転技術の高さより「何を積んでどこに届けるのか」です。
名古屋に届ける荷物を「最高の運転技術」で新潟に配達しても意味がないのは誰でもわかります。
大クレームです。
そんな運転手は聞いたことがありません。
しかし、
「『腰をほぐされたい人』の『肩』を最高の技術でほぐすセラピスト」
は、沢山います。
「そこじゃないんだよ」
と、言いたくなりますよね、、、。
お客様の要望をいかに汲み取れるか
それを踏まえた技術を提供できるか
Slowがこれから取り組む課題です。
これまで当店で
『そこじゃないんだよ』
という不快な思いを経験された方は少なくないと思います。
心からお詫び申し上げます。
これからのSlowにご期待ください。
来年も沢山の方に利用していただけるように
働くスタッフがお客様に喜ばれるトリートメントを提供しやすい環境を仕組み化し、結果楽しく働けるように。
また、私自身、未熟ながらも皆様に貢献できる仕事が少しでもできるように。
2018年は最後まで
2019年は最初から
学んで、学んで、学び、
考え、考え、考えて、
動いて、動いて、動きまくります!!
少し早いですが、皆様
Mery Christmas
&
A Happy New Year!!